前回、銀杏の木の事を書きましたが(少し少なめでしたが)、今回は欅の木の事を書こうと思います。私の知る限りの事ですが。(間違っていることもあるかも?)
私が伐る木の中で多い樹種の1つなんですが、欅の木って一般的に印象は、あとは葉っぱが落ちる落葉樹で有ること(当たり前か)。後は、硬いと言うこと、高い材であることかな?
落葉樹なのはある意味当たり前?(何が?)ではあるが、硬い木なのは確かに硬い。そして、買おうとするとかなり高額な材料である。
その他で書くとすると、欅の木を伐っている方とすると、欅の木って柔らかいなって印象。そして、なかなか裂けて剥がれない粘りの有る木である事。そして、なかなか折れない。なので、かなり細い所まで登っても折れないし、倒す時も最後まで踏ん張ってくれるので狙った所へ行きやすい。昔はかなり高値で取引されていましたが、今は見る影もなく、ほとんど値が付かない様になってしまいました。
立っている生の状態を伐る印象と、乾いた時の印象の違いは面白いですね。
でも、柔らかいとは書きましたが、硬いことは硬いです。てだ、伐りやすいと言う意味で柔らかいってことです。
しかし、昔は高値で取引されていたので、値段の出ない今とは、欅を伐る時の切り方(伐る場所?高さ?)は全く違いますね。
いまはかなり楽になりました。
PS:木の元を掃き掃除する際、皆さんは木から離す様に掃除をしますが、それだと、どんどん根っこが出てきてしまいます。なので、葉っぱを普通に掃いたら、その後で土を元本へ掃き戻す様にして下さい。それだけで、根っ子が出てくるのを防かも?